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地球にぽつん。日本初の‟ジオホテル”で、大地の歴史と地球の丸さを感じられる休日を過ごす!【Entô(エントウ)/島根県隠岐郡海士町】

2021年7月1日

日本初のジオホテル『Entô(エントウ)』 島根県の約60km沖に浮かぶ隠岐諸島(おきしょとう)は、「ユネスコ世界ジオパーク」に認定された、絶景と貴重な動植物の宝庫!
4つの大きな島と約180の小島からなる群島で、海運の要所として栄えた長い歴史と、独自に育まれてきた豊かな文化があります。

この内のひとつ、中ノ島(海士町)に建つのが、日本初のジオホテル『Entô(エントウ)』。
手つかずの地球(ジオ)の風景に癒されながら、日本海の新鮮な魚介や幻の和牛を味わい、素朴で温かな島の人々と親しむ休日――

気ままで豊かな非日常の滞在を叶えます。

※ジオパーク:「地球・大地(ジオ:Geo)」と「公園(パーク:Park)」を組み合わせた造語で、「地球(ジオ)を学び、丸ごと楽しむことができる大地の公園」という意味
※ユネスコ世界ジオパーク:ユネスコが独自の基準で認定した、高品質なジオパーク

日本初のジオホテル『Entô(エントウ)』

「隠岐ユネスコ世界ジオパーク」の、泊まれる拠点!

島根県の東の沖あいに浮かぶ隠岐諸島。
この内のひとつ、中ノ島に『Entô(エントウ)』はあります。

『Entô(エントウ)』とは、「ユネスコ世界ジオパーク」に認定された隠岐を深く知りながら楽しむためのホテル。
ひとつの施設の中に、宿泊機能とジオパークの紹介機能が内包されています。

その魅力は、居ながらにして隠岐の絶景を堪能できる立地と、その風景の中で遊ぶためのフィールドコンシェルジュ機能。
こうした本格的な‟ジオホテル”は日本では初めてで、「何もないけどなんでもある」ジオパーク隠岐を、心ゆくまで楽しめます。

西ノ島の摩天崖 「ジオパークの拠点施設」をうたう『Entô』は、隠岐の大自然をより楽しむための知識を紹介してくれる。
ビジターセンター的な展示室「Discover」や、必要に応じてアシストしてくれるフィールドコンシェルジュなど、外遊び前のガイドもお任せ!
(西ノ島の摩天崖(まてんがい))

延喜式に記された神社 『Entô(エントウ)』がある中ノ島は、全島が島根県隠岐郡海士町(あまちょう)となっている「1島1町」の島。
古代の大噴火でできたカルデラ湾(島前カルデラ)の絶景を眺められる海岸や丘、延喜式(日本最古の神社のリスト)に記された神社など、歴史の遺産がいっぱい。
(中ノ島の隠岐神社)

さらに徒歩3分の菱浦港からは、「島前内航船」で隣の2島(西ノ島・知夫里島)も巡れる。もちろんそちらにも見どころや遊びどころがいっぱい!

知夫里島の赤壁 隠岐諸島は、海岸からすぐに丘や山がそびえ立つ起伏に富んだ地形が特徴。
そのため断崖絶壁や珍しい地形・地質の宝庫で、驚きの絶景がたくさん!
その上に広がる自然の花畑や、緑なす草原、そこで遊ぶ‟幻の黒毛和牛”隠岐牛など、時間を忘れてたたずみたくなる。
(知夫里島の赤壁)

「ないものはない」という新しい贅沢を提案 ~隠岐のジオホテルで過ごす価値~

『Entô』で楽しめるのは、地球にぽつんと浮かんだ隠岐のジオ・スケープ(地球の風景)と、島で暮らす人々との温かな出会いです。

これら2つの価値にあなた自身が見つけ出した価値をプラスすれば、都市では味わえない贅沢が叶うかもしれません。

街や日常から遠く離れた島で、ありのままの自然と、昔ながらの人々の営みに触れるひととき。
『Entô』を窓口に「ユネスコ世界ジオパーク」の島をまるごと楽しめる、新たな旅のカタチです。

居心地の良い『Entô(エントウ)』の部屋 一見何もないように見える壮大な離島には、アウトドアやマリンスポーツ、史跡めぐり、離島グルメなど、多彩なお楽しみがいっぱい!
ゆったり過ごしたい人には居心地の良い『Entô(エントウ)』の部屋で、素晴らしい絶景を眺めながら過ごす贅沢もあり。

この島そのものが「おもてなし」。海と大地の絶景の中で、心ほどける極上の休日をどうぞ ~部屋としつらえ~

隠岐を楽しむための拠点となる『Entô』ですが、もちろん館内の居心地も極上です。
何もせずに、ただ景色だけを眺める時間もおつなものです。

Honest(正直さ・素直さ)と Seamless(境界のなさ)をコンセプトにした建築は、解放感が抜群!
窓を広くとった客室からは、ジオパークのただ中にいるかのような風景を楽しめます。

眼前に広がる島前カルデラは、まるで地球に抱かれて眠るような感覚。
SDGs(持続可能な開発目標)で推奨されている全面CLTパネル工法による、ウッディな空間にも癒されます。

CLTパネル工法:木の繊維が直交するように幾重にも貼り合わせた木製パネルを、床・壁・床・壁というふうに組み上げていく建築方法/木の繊維層が変形を抑えあうため、安定感が高く断熱性が高い

全面CLT工法による別館

『Entô』には従来のホテルタイプの本館と、全面CLT工法による別館があります。
別館は全18室・3階建てで、93平方メートルの「NEST SU(ネスト スイート)」から、18平方メートルの「NEST 1(ネスト ワン)」まで、6タイプの客室が選べます。

本館は全18室・5階建てで、和洋室・洋室の2タイプから選べます。

アメニティはシンプル&ナチュラルにこだわって、無刺激のシャンプー、島根産の竹製歯ブラシ、島の土で焼いた陶器、隠岐 伝統のお茶うけなど、隠岐に溶けこめる品々ばかり!
「人は自然の一部で、その恵みをいただきながら生きている」ことを実感できるしつらえです。

多彩なグルメ 食事のテーマは「地のもの、旬のもの、一期一会」。
目の前の海で獲れたてのシーフードや、島の恵みの農産物を厳選。

ブランド岩ガキの「春香」、肉厚でプリプリの白イカ、‟幻の黒毛和牛”と呼ばれる「隠岐牛」、島伝統の野草茶「ふくぎ茶」などなど、島の人々が手ずから採ったり育てたものばかり。

暖流と寒流が交わる豊かな日本海と、海底火山が育んだ肥沃な大地からは、驚くほど多彩なグルメが届く。
(Photo by Kentauros Yasunaga)

採れたての食材 採れたての食材を食卓に並べて、旬の恵みを旬に食べる――
昔の日本では当たり前だった贅沢を、極上の絶景と共に味わえる!
(Photo by Kentauros Yasunaga)

ありのままの自然だけが広がる島 コンビニも映画館もデパートもない、ありのままの自然だけが広がる島。
地球の丸さがわかる水平線や、そこに沈んで昇る太陽を眺めれば、まっさらな気分に戻って明日への活力が湧いてくるかも?

「Entô=遠島」という名に込められた新たな旅の価値観 ~隠岐だからこそできる旅~

隠岐諸島、そして中ノ島(海士町)には、古来、新たな価値観を世に問うてきた人々が流れ着いてきました。
後鳥羽上皇、小野篁、小泉八雲など、島流しや旅という形はあれど、いずれもこの島で「次なる問い」に出逢って、新たな価値観を創りだしてきた人々です。

そんな隠岐を象徴するかのように、『Entô=遠島』と名付けられたのが、この館。
訪れた旅人が新たな風土を生み出して、それを受け入れて変容し続けてきたのが、隠岐という土地です。

そんな隠岐=遠島=『Entô』で、あなたもあなただけの価値を見つけてみてください。

中ノ島の明屋海岸 冒険気分で巡れる島々には、エメラルドグリーンの海岸、滝、断崖絶壁などの絶景が盛りだくさん!
E-BIKE(電動アシスト付スポーツバイク)やカヤックなど、それらを楽しむためのアクティビティも豊富。
(中ノ島の明屋海岸)

隠岐の島の壇鏡の滝 海も山も大草原も楽しめる、贅沢な隠岐。
ゆったり何泊も滞在して、4つの島々をくまなく巡ってみたい。
(隠岐の島の壇鏡(だんぎょう)の滝)

心地よいオーシャンビューの部屋 「何もしない休日」も満喫できる、心地よいオーシャンビューの部屋。

- DATA
Entô(エントウ)

HPhttps://ento-oki.jp/

住所:島根県隠岐郡海士町福井1375-1

電話:08514-2-1000

取材協力・写真提供:Entô(エントウ),Kentauros Yasunaga等/無断転載禁止
ライター:風間梢(プロフィールはこちら

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