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2021年9月21日  -  

島根の食文化から生まれた、日本人の味覚になじむ和食にピッタリのビール!【松江地ビール ビアへるん/島根県松江市】

島根生まれの地ビール 「日本人が、日本の気候の中で、日本の料理を食べながら美味しいと思える味のビールを創ること」
これが島根生まれの地ビールブランド・『松江地ビール ビアへるん』のテーマです。

例えばアイルランドの伝統製法「ミルクスタウト製法」で造った苦くない黒ビールなど、マイルドで優しい味わいの、和食に良く合うビールを提案!

さらに香りと味がとても濃いため、のどごし重視の普通のビールにはない、じっくり味わう楽しさがあります。

『松江地ビール ビアへるん』

味が濃くて香りも濃厚! ‟味わう楽しさ”を発見できる島根の地ビール。

人口ひとりあたりの酒蔵の数が、日本トップクラスに多い‟お酒どころ”の島根県。
そのため地ビールやワイン造りも盛んで、全国的に名高いブルワリーやワイナリーがいくつもあります。

この『松江地ビール ビアへるん』も、そんな島根生まれの地ビールのひとつ。
松江城そばの「松江堀川 地ビール館」内にあり、島根の食文化から生まれた、和食や魚介にピッタリ合うビールを醸しています。

島根の食事に合うビール 日本には400種類以上もの地ビールがあるけど、『松江地ビール ビアへるん』がその中で際立っているのは、味と香りの濃さ。
醸造元の島根ビール株式会社のスタッフは、みんな島根生まれや島根育ちの人ばかり。そのため出汁と旨みがしっかりきいた、新鮮な魚介類や野菜たっぷりの島根の食事に合うビールになった。

宍道湖七珍を使った料理 島根には特産のトビウオを使った「あご出汁(あご:トビウオの島根県での名前)」や、甘くて濃い醤油を好む伝統、海と山の豊富な幸に恵まれた食文化があって、旨みたっぷりの和食が郷土の味!
「そんな島根の食事に合うビールを」
と造られた、和食の晩酌にもよく合うビール。
(写真は松江と出雲にまたがる宍道湖でとれる「宍道湖七珍」を使った料理)

『松江地ビール ビアへるん』

島根で飲んでこそ美味しい、島根の料理でもっと美味しくなるビール!

『松江地ビール ビアへるん』は‟島根のテロワール”とも言える、島根の気候風土と食文化を活かした地ビールです。

その名前の由来は、松江で「へるん先生」と呼ばれて親しまれていた明治の文豪・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)。
島根の風土と文化を愛し、それらに基づいた小説を広めた「へるん先生」にならって、島根の食・文化・人々を全国と世界の人たちに知ってもらうために、島根県ならではの個性を様々なビールにこめています。

さらに松江では、江戸時代にこの地を治めていた松江藩が、幕末にはすでにビール会社を経営していた、という驚きの歴史があります。

そんな風土を受け継いで、世界の伝統的なビールの製法と、出雲神話にも登場する出雲北山山系の湧き水を使って、日本人の繊細な味覚に合わせたビールを醸しています。

「独立行政法人 酒類総合研究所」 少数精鋭のスタッフが丁寧に醸す、『松江地ビール ビアへるん』の地ビール。
代表取締役の矢野学さんも、自ら広島の「独立行政法人 酒類総合研究所」でビール造りを学ぶなど、島根を愛するジモティー達による、こだわりいっぱいの地ビール!

個性豊かな地ビール 多様な嗜好と日本の豊かな食文化に合わせるために、個性豊かな地ビールを多数リリース!
どんな好みの人でも、きっとお気に入りの1本が見つかるはず。

食事と一緒にじっくり味わいたい、個性豊かな『松江地ビール ビアへるん』のビール! ~ラインナップ~

『松江地ビール ビアへるん』のビールは、香りと味がとても濃厚。
そのためどんな食事ともよく合って、食べながら飲んでも味がぼやけません。

大手のビール会社は「食事の邪魔をしない」ビールに特化しているため、のどごし重視の淡白な味わいがほとんどですが、『松江地ビール ビアへるん』は食事とマッチしながら自らの味と旨みが増すのが特長。

そんな存在感たっぷりの地ビールの中でも、特におすすめの銘柄をうかがってみました。

●ヴァイツェン(定番商品)

ヴァイツェン

ドイツ発祥の黄白色のビールで、小麦麦芽の濃厚な旨みと、クリーミーな泡立ちが楽しめます。

原料に果物は使っていないのに、バナナを思わせるフルーティな「バナナ香」がするのが特徴。
この「バナナ香」の成分の一部が醤油と同じなので、フルーティーな香りなのに醤油を使った料理=和食ととても良く合います。

ドイツの伝統製法を島根の食文化に合わせてアレンジした、島根ならではのヴァイツェンで、濃厚なチーズ系の料理(ピザ、パスタなど)や、塩味のきいた揚げ物(フライポテト、唐揚げ、地鶏系)などとも相性バツグンです。

●縁結麦酒スタウト(定番商品)

縁結麦酒スタウト

黒ビールなのに苦くない!
マイルドさが人気の「焙煎マイルド黒ビール」です。

黒ビール発祥の地・アイルランドの伝統的な「ミルクスタウト製法」で、乳糖を加えて柔らかな口当たりを実現。
黒ビールならではの焙煎麦芽の香ばしさを保ちながらも、魚介類や野菜たっぷりの島根の食事によく合うマイルドさです。

日本人は黒ビールが苦手な人が多いですが、それは一般的な黒ビールが苦いから。
でも『松江地ビール ビアへるん』の「縁結麦酒スタウト」は、和食の晩酌にもできる口当たりの良さです。

日本初のミルクスタウトでもあり、香ばしいナッツ類やミルキーな味わいの牡蠣などとも相性良!
ピルスナーとのハーフ&ハーフもおすすめです。

●おろち(限定商品)

おろち

年間約10種類ほどリリースしている限定ビールのうちのひとつ。
その中でも、一番人気の商品です。

島根の酒蔵とコラボした「どぶろくビール」で、コラボ先の酒蔵は毎年変わります。
日本酒の醸造に使われる「米麹」で仕込んで、清酒の酵母も使い、酒蔵ごとの個性をビールに再現!
この手法は世界中で『ビアへるん』しか行なっておらず、完全オリジナルの醸造法です。

味はとても日本酒っぽいのに、普通のビールよりもかなり飲みやすくて、濃厚な味と香りを楽しめます。

実は人口ひとりあたりの酒蔵の数が、日本でトップクラスに多い島根県。
「そんな島根の酒蔵をPRしたい!」
「30以上もある島根の酒蔵と、すべてコラボしたい!」
という想いで開発したそうです。

オススメのおつまみは牡蠣・アワビ・サザエなどの焼き貝や、白身魚の塩焼きなど。
塩だけで味つけしたポテトフライにも良く合います。

そばいつぇん(そば使用小麦ビール) 単に外国のビールのものまねではない、「日本人に愛され、日本人に美味しいと言われるビール」を目指す。
そうやって生まれた個性的なビールの数々には、それぞれに熱心なファンがたくさん!
(‟日本三大そば処”の出雲そばの香りと味わいに合わせて醸した「そばいつぇん(そば使用小麦ビール)」)

『松江堀川・地ビール館』 『松江地ビール ビアへるん』のビールは松江城そばにある『松江堀川・地ビール館』内の売店・レストランのほか、オンラインショップでも購入可。
飲めるお店はホームページの店舗リストでチェック!

ビアへるん

地ビールの真髄は地元にあり。島根の食事と一緒に島根で味わってみよう!

『松江地ビール ビアへるん』をリリースしている島根ビール株式会社は、1996年に設立されました。(ビールの製造開始は1999年から)

そのポリシーは、島根でのビール造りを大切に、島根の食文化と気候風土に即した「美味しさ」を追求した「ローカルビール」を発信すること。

その真髄を実感するには、やっぱり島根で味わうのが一番!
日本にあまたある地ビールの中でも、味の濃さと風味の良さが際立った逸品を、ぜひ島根と松江の空気の中で堪能してみてください。

美味しい魚介類 『松江地ビール ビアへるん』は食事やおつまみとの合わせやすさが秀逸!
そのためいろんな食事と合わせる「ペアリング」が楽しめて、特に和食との相性はバツグン。
魚や貝など、普通のビールとはあまり合わないシーフードも引き立ててくれるので、ぜひ試してみて。

(島根でとれる代表的な魚の、のどぐろ(赤むつ)、アジ、カレイ。ほかにも松葉ガニ、ベニズワイガニ、甘鯛、アナゴ、バイ貝や、清流でとれる鮎やヤマメ、モクズガニなど、美味しい魚介類がいっぱい!)

島根ビール株式会社代表 矢野さん 「コロナ禍でアルコールを飲みに行きづらい昨今ですが、そんな今こそ地元の安心できるお店で楽しく飲んでいただきたい、と考えています」
と、島根ビール株式会社 代表の矢野さん。

『松江地ビール ビアへるん』では、売店・レストランのある『松江堀川 地ビール館』の裏でオープンエアのイベント(周年祭など)を開催したり、毎年8月にはビールの原料のホップを収穫する「ホップ摘みツアー」を行なっている。
(収穫後にビールを提供する「お疲れ様会」あり)

「コロナ禍が明けた際には、ぜひ島根県外の方々もご参加ください!」
とのメッセージ。

「ホップ摘みツアー」

ビアへるん

- DATA
松江地ビール ビアへるん(島根ビール株式会社)

HPhttp://www.shimane-beer.co.jp/

住所:島根県松江市黒田町509-1(松江堀川・地ビール館内)

電話:0852-55-8355
営業時間:9:00~17:00
休日:土曜・日曜(平日の祝日は営業)

<売店・レストラン>
住所:島根県松江市黒田町509-1(松江堀川・地ビール館)

電話:0852-55-8877
営業時間:9:00~17:30(LO:16:30)
※新型コロナの影響のため変更となる場合があります
休日:年中無休

取材協力・写真提供:島根ビール株式会社/無断転載禁止
ライター:風間梢(プロフィールはこちら

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