2019年9月28日 - 遊
水の都をあかりで彩る、城下町・松江の光の祭典!【松江水燈路/島根県松江市】
今年2022年の松江水燈路は、9月23日(金)~10月16日(日)まで、
期間中の土・日・祝日に開催いたします
(9/23, 24, 25, 10/1, 2, 8, 9, 10, 15, 16の10日間)
詳細はこちらへ
松江城とそれを取り囲む城下町が、秋の夜長に幻想的な燈火で満たされるライトアップ・イベント!
江戸時代から続く町並みが、無数の行燈(あんどん)や光のオブジェに照らし出される光景は、息を呑むほど幻想的。
土・日・祝の「メイン開催日」には、一年でこの時にしか乗れない「堀川遊覧船」の“夜間運航”も楽しめます。
※2020年は「#おうちですいとうろ」として、オンライン開催(動画配信)
~ 目次 ~
島根の城下町が灯で満ちる! 光と影が織り成す、幻想のライトアップ・イベント。
電気が無かった時代。
町や人の暮らしを照らす灯りは、今よりもずっとほのかで柔らかいものでした。
そんな時代の風景をほうふつとさせてくれるイベントが、島根の城下町・松江でしめやかに催されます。
『松江水燈路(まつえ・すいとうろ)』。
築400年を超える国宝・「松江城」と、それを取り巻く城下町を、秋の夜長にライトアップするイベントです。
無数の手作り行燈と、ほのかな夜闇が織り成す幻想的なひととき!
人工の灯りが無かった頃にタイムスリップしたような感覚になれます。
島根の城下町・松江を約2,000個もの行燈が彩る、壮麗な光のハーモニー!
秋の夜長に情緒あふれる旅行を楽しもう。
土・日・祝の「メイン開催日」に楽しめる、「堀川遊覧船」の夜間運航。
光と闇をくぐり抜ける夜の船旅行は、『松江水稲路』の期間中だけのスペシャルな体験!
『2020 松江水燈路』の開催スケジュールは?
今年2022年の松江水燈路は、9月23日(金)~10月16日(日)まで、
期間中の土・日・祝日に開催いたします
(9/23, 24, 25, 10/1, 2, 8, 9, 10, 15, 16の10日間)
詳細はこちらへ
2020年の『松江水燈路』は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、残念ながら中止。
オンラインの「#おうちですいとうろ」として、行燈作品の紹介や、松江城内を照らし出す行燈の風景を、動画で配信します。
その分、島根に旅行しなくても楽しめて、誰でも見られるイベントに!
島根の人たちの手作り行燈や、アーティストによるハイセンスな行燈、それらを松江城と松江市内に並べた無観客動画などを、以下の日程でお届けします。
【 2020 松江水燈路 = 「#おうちですいとうろ」 動画配信 】
2020年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のために、イベントは中止。
※配信予定日と時間は、変更になる場合あり
【動画配信日】
10/1・10/3・10/10・10/11・10/17・10/18・10/25・10/31
【動画配信スケジュール】
1. 手作り行燈コンテスト
予定日:10/1(入賞作品)・10/3(優秀賞作品)・10/10(作品紹介①)・10/17(作品紹介②)
内 容:「手作り行燈コンテスト」参加作品を、すべてご紹介
2. アーティスト行燈紹介・手作り行燈展の全景 (中継:松江城「二の丸」より)
予定日:10/11(作品紹介①)・10/18(作品紹介②)・10/25(尼子太鼓と行燈展全景)
内 容:アーティスト行燈の紹介・松江城内の行燈風景の紹介
3. 2020 松江水燈路 フィナーレ
予定日:10/31
内 容:歴史景観地区「塩見縄手」などの中継と、アーティストオブジェの紹介
アーティスト (タブチサトシ / こーた /Pori) による「祈りの大屏風行燈」を紹介
例年は「メイン開催日」の土・日・祝に、屋台・ライブ・アートパフォーマンスなどのイベントを開催。
松江のお茶文化に触れられる「お茶会」や、『怪談』の著者・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)にちなんだ「怪談会」など、島根の文化と歴史に触れられるイベントが満載!
『松江水燈路』を見に旅行するなら、このタイミングがおすすめ。
また、島根の評判の飲食店が自慢のご当地グルメを食べさせてくれる、
●水燈路 宵屋台 (会場:大手町駐車場/「松江城」前)
も、毎年 催されます。
こちらも「メイン開催日」のすべてで開催!
幻想的にライトアップされた「松江城」を眺めながら、島根のご当地グルメを味わえます。
逆にそれ以外の平日などは、ライトアップが縮小されてイベントや屋台もありません。
そのため『松江水燈路』をめいっぱい満喫したいなら、やはり土・日・祝の「メイン開催日」に旅行するのがオススメです。
なお、「メイン開催日」以外の展示は以下があります。
※開催年によって変更あり
【平日の展示】
・「松江城」内のみのライトアップ
・「松江城」本丸開放(21時まで/天守への登閣受付は20:30まで)
・手作り行燈展(会場:「松江城」二の丸 上の段)
・アーティスト行燈展(会場:「松江城」二の丸 上の段 他)
国宝の城が光のオブジェで彩られる、「松江城」のライトアップ! 幻想的な時間旅行に遊ぶ。
次はライトアップの見どころをご紹介。
まずは全期間を通じて鑑賞できる、「松江城」内の展示です。
●国宝「松江城」ライトアップ
お姫様やお殿様になった気分で、光に彩られたお城を散策!
「日本唯一の正統天守」と言われる威風堂々とした佇まいが、華やかな無数の行燈や、光のオブジェで満たされます。
いつもは夕方には閉鎖されてしまう天守も、「メイン開催日」には夜21時まで登城可。
ぜひ高さ約30mの最上階から、『松江水燈路』の期間だけの素晴らしい夜景を楽しみましょう。
さらに「メイン開催日」には、天守の最上階で「夜間特別茶席」が催されます。
※天守の登閣受付は20:30まで
※「夜間特別茶席」は20:00まで
※要・登閣料
そして天守以外の松江城内場所でも、いろんな展示が見られます。
●手作り行燈展
●アーティスト行燈展
●タッチで点灯「ゆらゆら」行燈
●竹あかりオブジェ展示 ほか
以下、詳しく見ていきましょう。
手作り行燈展
“松江らしさ”“島根の魅力”“忘れがたき山陰”の3つのテーマで作られた、松江市民の手作り行燈 約800個の展示です。
(展示内容は2019年のもの)
勇壮な天守をバックにずらりと並んだ行燈は、素朴なデザインや技巧を凝らしたデザインなど、実にバラエティ豊か!
400年前から変わらない風景の中で、幽玄の灯かりをきらめかせます。
神在月の島根旅行でしか見られない、とっておきの風景です。
【会場】 松江城 二の丸上の段
※雨天・強風時は中止
“一般の部(中学生以上)”の受賞作品。事前に開催された「手作り行燈コンテスト」で選ばれた。
“ジュニアの部(小学生以下)”の受賞作品。毎年多くの市民と子どもたちが、こぞってこのコンテストに応募する。
アーティスト行燈展
松江ゆかりのアーティストたちによる、ハイセンスな行燈の展示。
“水燈路らしさ”と“松江(山陰)らしさ”の2つのテーマで、とりどりのデザインを魅せてくれます。
旅行の想い出の写真をとるなら、ここが一番のおすすめ。
【会場】松江城 二の丸上の段 ほか
竹あかりオブジェ展示
事前に開かれたワークショップに参加した松江市民たちによる、竹細工のオブジェ。
竹に彫られた繊細な模様を透かして光る明かりは、とても幻想的!
違う世界に旅行に来たようにも思える、不思議なモニュメントです。
【会場】松江城 大手門 階段下
タッチで点灯「ゆらゆら」行燈
「松江城」の本丸からタブレットで操作できる、光がゆらゆら揺らめく行燈。
その他にも、以下のような楽しいギミックが凝らされた行燈が見られます。
・だんだん誘導 行燈 / 【場所】 松江城 大手門階段
・体温を感知して光る行燈 / 【場所】松江城 本丸 行燈通り
これらは「松江工業高等専門学校」の企画を、松江市民たちが手作りしたもの。
技術者を養成する「高専」ならではの、ハイテクなギミックが見られます。
松江城内に並ぶ行燈は、どれも美しくて個性的!
見て楽しく、フォトジェニックな情緒を楽しめる、『松江水燈路』の中心エリアです。
島根県の公式キャラクター「しまねっこ」の“ねぶた”。
「松江城」の入り口付近・「大手前駐車場」の「水燈路案内所」でお出迎え。
島根旅行のあちこちで歓迎してくれる、可愛い猫!
年に一度の「堀川遊覧船」の“夜間運航”で、夢幻の水上旅行! この時期だけのスペシャルな体験。
「松江城」を出たら、門のすぐ側から出ている「堀川遊覧船」で、約20分の船旅行を楽しんでみましょう。
「江城外のライトアップ・スポットを、水上から鑑賞できます。
「堀川遊覧船」の“夜間運航”は、一年間でこの時だけ!
船そのものも「光船」にチェンジして、「松江城」と城下町を巡るお堀を遊覧できます。
【運航日】土・日・祝 / 片道運航 (所要時間約20分)
【運航区間】大手前 乗船場(「松江城」前) ⇔ ふれあい広場 乗船場(「松江地ビール館」前)
【料金】片道大人800円・小人400円・貸切船一隻8,000 円(要予約)
船の上からしか見られない景色もいっぱい!
きっと島根旅行の素敵な想い出になります。
「松江城」の鎮守の森のライトアップ。
地上からは全貌を見ることが難しいポイントも、船の上からなら楽々!
塩見縄手・武家屋敷ライトアップ
「塩見縄手(しおみなわて)」とは、松江城の北に広がる歴史的な町並みのこと。
こちらも約500個の行燈でライトアップされて、江戸時代の住民気分で散策できます。
そして「塩見縄手」の中心にある「武家屋敷」は、『松江水燈路』の期間中は無料開放されます。
庭園と竹林がカラフルにライトアップされて、風情あふれる景色になります。
・武家屋敷庭園 無料開放 / 18:00 ~ 21:00 (受付 20:30 まで)
武家屋敷の門。
昼の旅行では見られない、神秘的な雰囲気!
庭園と竹林が、それぞれ違う色に照らされる。
静けさの中のそぞろ歩きは旅行の旅情をこの上なく高めてくれる。
旅行の想い出、インスタ映えもバッチリ!
ひとつひとつ違うデザインの行燈にも注目。
松江の新たな伝統に! 島根の人々が盛り立てる『松江水燈路』。
2019年で第17回目を迎えた『松江水燈路』が始まったのは、2003年(平成15年)のこと。
松江の“まちあかり”を整備する「光のマスタープラン」によって、「松江の風光明媚な景観を夜間にも活かしていこう」と、照明デザイナーの内原智史さん監修のもとに、「松江城」とそのまわりのライトアップを始めました。
それ以前には、秋には目立ったイベントのなかった松江。
ですが『松江水燈路』が始まってからは、秋の夜長のそぞろ歩き”の文化が島根にも、島根を訪れる旅行者にも根付きました。
松江の市民が行燈を手作りしたり、ボランティアで参加したりと、一丸となって盛り立てています。
これからも何十年、何百年と続く松江の伝統文化になりつつあるイベント。
松江と島根の人々が作り、温かく歓迎してくれる“光の祭典”に、ぜひ訪れてみてください。
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が「怪談」に記したような、畏怖と神秘が混じりあう光景。
平成に始まったイベントながらも、長い松江の歴史の一部になりつつある。
灯りに照らし出された幽玄のお城。
秋の島根旅行と言えば『松江水燈路』、と言われるほどの人気!
- DATA
松江水燈路 2019
HP:https://www.suitouro.jp/
開催期間:9月21日~10月31日
<メイン開催日(14日間)>
9月21日(土)・22日(日)・23日(祝月)・28日(土)・29日(日)
10月5日(土)・6日(日)・12日(土)・13日(日)・14日(祝月)・19日(土)・20日(日)・26日(土)・27日(日)
開催時間:18:00~21:00
会 場:国宝「松江城」周辺
お問い合わせ:0852-27-5843((一社) 松江観光協会)
堀川遊覧船(ぐるっと松江堀川めぐり)のご予約:0852-27-0417
※写真提供:松江観光協会/無断転載禁止


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