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‟山陰の小京都”に暮らすように泊まる! 津和野の歴史ある町家にゆったり滞在。【津和野町家ステイ/島根県津和野町】

2022年11月19日

津和野町家ステイ 津和野の歴史ある町家2棟を、1棟貸しの贅沢な宿にリノベーション!

明治時代の半ばに建てられた「戎丁(えびすちょう)」と、昭和初期に建てられた「上新丁(かみしんちょう)」は、どちらも往時の風情を残しつつ、快適に過ごせるように水回りなどを最新の設備に整えています。

‟泊食分離”タイプの宿で、お食事は日本一の清流「高津川」で獲れた天然鮎料理の名店や、1世紀以上の歴史を誇る老舗旅館の仕出しなど、津和野の郷土の味をお好みでチョイス。

時間がゆったり流れる古都で、暮らすように滞在してみませんか?

※「全国旅行支援」対象外の宿泊施設です

古都に溶けこむ町家

古都に溶けこむ町家にステイ! 住人気分で津和野を体感。

津和野のメインストリート・本町通り。

ここには江戸時代から明治・大正・昭和初期にかけて建てられた町並みが今も残り、まるでタイムスリップしたかのような景観が見られます。

そんな本町通りの横丁にある町家に‟暮らすように滞在”できるのが、この『津和野町家ステイ』

1棟貸しの建物が2棟あり、それぞれが建てられた時代を伺わせるしつらえが見事です。

歴史ある町並みの中で、今も人々が暮らし・商い・生き続けている津和野。
文化庁による「伝統的建造物群保存地区」に指定された古都の中で、その歴史にひたれます。

津和野の暮らしを体感! 往時の建築と調度を活かした町家の宿で、津和野の暮らしを体感!

都会の喧騒から離れ、ゆったりとした時間の流れを津和野の一員になった気分で楽しめる。

観光に便利 「戎丁」「上新丁」とも、津和野の中心部にあって観光に便利。
津和野の主な見どころをお散歩感覚で巡れる。

殿町や本町など、昔ながらの町並みを散策しながら津和野の文化や習俗を感じよう!

割烹 美加登家(みかどや) 朝夕の食事は、町のお食事処や旅館、または宿まで運んでくれる仕出し料理でどうぞ。

天然鮎のシーズンの6月初旬~9月末には、鮎料理の名店「割烹 美加登家(みかどや)」におもむく旅人が多数。

ぶらり歩いて近くの居酒屋やお食事処を訪れるのも、‟暮らすような旅”のおすすめスタイル。

津和野の文化

個性あふれる2棟の町家で、思い思いの津和野ステイを実現! ~ 2棟の町家のしつらえ ~

『津和野町家ステイ』で泊まれるのは、それぞれ個性的な2棟の町家です。

いずれもプライベート感たっぷりの‟一棟貸し”だから、人目を気にせずのびのびと滞在できます。

戎丁(えびすちょう) ~ 津和野の町家文化が香る中庭が美しい、明治中期の町家 ~

戎丁(えびすちょう) ~ 津和野の町家文化が香る中庭が美しい、明治中期の町家 ~

『津和野町家ステイ 戎丁(えびすちょう)』は、風雅な中庭が素晴らしい明治時代の町家です。

家主の口伝によると明治23年(1890年)に建てられた長屋で、往時を偲ばせる外観や造りは、津和野の町家の歴史をかいま見せてくれます。

家の中心には津和野の町家特有の中庭があり、それをソファが置かれたリビングや、昔ながらの客間からゆったり眺められます。

昔ながらの客間

リビングのテーブルは、かつて家の扉だった板にガラスを嵌めこみ、洗練されたしつらえに再生。

ほかにも津和野藩の旧藩邸で使われていた調度や絵など、格調高い家具や装飾で統一しています。

少人数でゆったり

最大宿泊人数は5名で、少人数でゆったりくつろげます。
家族やカップルに最適な宿で、リビング・バス・トイレなどは快適さを重視してリノベーション済。

夜は中庭がライトアップされて、よりしっとりとした情緒が漂います。

しっとりとした情緒

ちなみに、この箱庭調の中庭に面した客間では、かつてお客様をお通しして煎茶をふるまう習慣がありました。

そんな古き良き津和野の習俗を想いつつ、のんびりとくつろげる宿です。

上新丁 ~ 雪深い津和野の暮らしを偲ばせる、昭和初期の町家 ~

もう1棟の『津和野町家ステイ上新丁(かみしんちょう)』は、昭和初期(1926年頃)に建てられた大きめの町家です。

雪深い山里の津和野で約90年も風雪に耐えてきた家屋は、質実剛健ながらも優雅なしつらえ。
ベッドルームに2名・和の寝室に2名・2つのお座敷に3名ずつと、合計10名も泊まれる広さが魅力です。

上新丁 ~ 雪深い津和野の暮らしを偲ばせる、昭和初期の町家 ~

津和野の町家ならではの中庭も広く、L字型の家に囲まれるように建っているため、主だった部屋から風雅な景趣を楽しめます。

常設のベッドが2台あり、お風呂のほかにシャワールームもあるなど、モダンなライフスタイルに慣れた方でも安心。
トイレも2カ所あるので、2世代家族やお友達グループなど、大人数でのお泊りに便利です。

往時のままの調度

往時のままの調度や大小2つある玄関など、昭和初期のお大尽の暮らしがかいま見える建築も見事。
小さい方の玄関は、昔お客様がいらした時にお通しした入口で、くぐると豪華なふすまが飾られています。

リビングには木製の化粧箱があって、これは昔の津和野の家には必ず置かれていた道具。
こうした往時の暮らしを偲べるしつらえが多々残されています。

往時の暮らしを偲べるしつらえ

‟泊食分離”で津和野の食を堪能! ~ 自由自在な食を愉しむ ~

『津和野町家ステイ』は‟泊食分離”の宿です。
朝夕の食事はお好みによって、津和野に多々あるお食事処に出向いたり、仕出しを頼んでいただきます。

津和野には1世紀以上も続く老舗旅館や、全国各地から食通が集う名店が多数!

海・山・里の幸に恵まれた文化的な城下町で、日本一の清流「高津川」でとれた天然鮎や、‟日本三大芋煮”に数えられた芋煮、鯛や季節の野菜をご飯にうずめた「うずめ飯」など、豊かな食文化と独特な郷土料理を味わえます。

天然鮎料理

中でも『津和野町家ステイ』がおすすめしているのは、鮎料理の名店「割烹 美加登家」の天然鮎料理(6月初旬~9月末)。

さらに創業1世紀以上を数える「のれん宿 明月」の会席料理や仕出し(夕食)、「板前の宿 みやけ」のオードブルや仕出し(朝食)など、津和野の歴史が香る食をお好みで味わえます。

うずめ飯 地産地消にこだわった津和野ならではの食を堪能!

‟山陰の小京都”をお散歩がてら、町なかのお食事処を訊ねるのも粋。

(津和野の郷土料理「うずめ飯」)

古き良き町屋

古き良き町屋を守りながら旅人をおもてなし ~ ‟町家の宿”の意義 ~

津和野では、今も多々残る貴重な建築を後世に伝えるべく、保存しながら活用する取り組みが進められています。

その一環として、町なかに自然にたたずむ文化財クラスの建物や、代々改築したり修理されながら大切に住まれてきた家々を、宿として生まれ変わらせるプロジェクトが始まりました。

それこそがこの『津和野町家ステイ』

津和野に流れる悠久の歴史と、独自の文化と暮らしにひたれる宿に、暮らすように泊まってみませんか?

趣深い建築 快適にリノベーションされた町家は、その趣深い建築と積み重ねられた年月を感じられる、豊かな滞在を叶えてくれる。

津和野の文化と暮らしに溶けこんで、‟山陰の小京都”の一員になれる宿。

- DATA
津和野町家ステイ

HPhttps://tsuwano-stay.jp/
お問い合わせ:0856-72-1771 (津和野町観光協会)

<津和野町家ステイ 戎丁>
住所:島根県鹿足郡津和野町後田イ320 (JR津和野駅より徒歩5分)

宿泊料金:ご利用日と人数によって変動(詳細はHPにて)
定員:5名(寝室2名・座敷3名)

<津和野町家ステイ 上新丁>
住所:島根県鹿足郡津和野町後田ロ77-1 (JR津和野駅より徒歩10分)

宿泊料金:ご利用日と人数によって変動(詳細はHPにて)
定員:10名(ベッドルーム2名・寝室2名・座敷2カ所×3名)

取材協力・写真提供:津和野町観光協会・島根県観光連盟/無断転載禁止
ライター:風間梢(プロフィールはこちら

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