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2022年4月4日  -  

お蚕さんの恵みから生まれた、使うだけで肌ケアできる浴用タオル。【キビソ肌友だち/島根県浜田市弥栄町】

キビソ肌友だち 1年中365日欠かせない、時間も手間もかかるスキンケア。それが
「お風呂に入るだけでできる!」
と聞くと、気にはなりませんか?

そんな「肌ケアできる浴用タオル」が、この『キビソ肌友だち』です。


「キビソ(生皮苧)」とは、シルク(絹)になるお蚕さんの繭の外側にあたる、シェルターのような部分。

全体のわずか4%しか採れない貴重な糸を、京都の伝統工芸・西陣織の帯を作っていた島根県弥栄町の職人さん達が、タオルに織り上げました。

昔ながらの思いやりと自然が残る島根県弥栄町で、丁寧に手織りされた逸品です。

キビソ肌友だち

西陣織の伝統の技術を活かした「お蚕さんの恵み」! ~『キビソ肌友だち』とは?~

『キビソ肌友だち』とは、キビソにたっぷり含まれてる保湿成分「セリシン」を、お肌に与えるためのタオルです。

シルクは肌ケアに使うとツルツル・スベスベになることがよく知られています。
「セリシン」はその保湿力の源で、「キビソ」とは、お蚕さんの繭の最も外側の部分。

お蚕さんの繭

つまりお蚕さんを外部の刺激から守る殻=シェルターなので、「セリシン」を一番多く含んでいるのです。

そのためお風呂タイムに浴用タオルとして使うだけで、毎日お手軽にスキンケアが可能♪
顔や体を洗うだけで「ツルツル・スベスベになる!」と評判です。

キビソ キビソは「セリシン」をとても多く含むので、均一な糸に加工したり、色を染めたりするのが難しい。

そのため着物や帯には使われていなかったのを、西陣織の技術を受け継いだ島根県弥栄町の職人さん達が、優れた肌ケア機能に着目して浴用タオルに加工。

原料が貴重なのでちょっとお高めだけど、タレントのピーコさんをはじめファンとリピーターがいっぱい!

タオル

肌と暮らしに寄り添ってくれる「保湿ケアできる浴用タオル」 ~『キビソ肌友だち』の種類~

そんな「キビソ」を保湿ケア用のタオルにしたのが、『キビソ肌友だち』。

種類は2つで、柔らかな感触で顔や敏感肌に適した「ソフト」と、ボディから角質までケアできる「ハード」があります。

さらに長さもL~SSまであって、体の大きさや使いみちによって選べます。

①キビソ肌友だち ソフトL (19.5cm×105cm)

キビソ肌友だち ソフトL

一番人気の商品で、フェイス、ボディ、敏感肌にといろいろ使えます。

少し肌ざわりが粗いキビソの刺激をやわらげるために、キビソの横糸をシルクの経(たて)糸で包むように織り上げています。

そのためお肌に直接触れる部分は柔らかなシルク。
さらに柔らかい織りで、キビソの保湿成分「セリシン」がゆっくり溶け出すため、顔や敏感肌に最適です。

使い込むとガーゼのような肌ざわりになって、より優しい感触に!
そのぶん「セリシン」が溶け出しやすくなるため、「ハード」よりも少し早く保湿効果が薄れます。

(M・S・SSサイズもあり)

ソフトL 「ソフトL」には、お好みの長さに切り分けられるミシン目入り(7カ所)。

※ミシン目は12.5cmごとに入っていて、全部切るとSSサイズの半分の大きさ×8枚になります
※1つ飛ばしに3カ所切ると、使い勝手の良いSSサイズ×4枚になります
※SSサイズも半分にできるように、中央にミシン目が入っています


一番人気の切り方は、SSサイズ1枚分だけを切り取って、残りをボディ用にする方法。
女性はフェイス用の洗顔料とボディ用の石鹸が違う人が多いため、タオルを別々にするとそれが混ざる心配もナシ♪


②キビソ肌友だち ソフトSS (19.5cm×25㎝)

キビソ肌友だち ソフトSS

使いやすいミニサイズで、広げたハンカチくらいの大きさです。
手に持ちやすく、顔やひじ、かかとなどの部分洗いに便利です。

③キビソ肌友だち ハードL (19.5cm×105cm)

キビソ肌友だち ハードL

柔らかく織り上げた「ソフト」に対して、縦糸と横糸をしっかり織りこんだハードな感触。

そのため肌ざわりはやや硬めですが、しっかり織られた糸から「セリシン」がゆっくり溶け出すので、保湿効果がやや長持ちします。

ボディにもフェイスにも使えますが、特にかかとやひじの角質が気になる方にオススメ!

「ソフトL」とは違い、切り分け用のミシン目はありません。

(M・S・SSサイズもあり)

織り目の比較 「キビソ肌友だち」の「ハード(左)」と「ソフト(右)」の織り目の比較。

「ハード」は経(たて)糸を強く張って、横糸のキビソをしっかり詰めて織っているため、とても丈夫!

一方「ソフト」は経糸をゆるめに張って、荒いキビソ糸を柔らかい絹の経糸で包むようにしている。
横糸もハードのようには詰めずに織り上げているので、使うたびに経糸が揺らいで生地の肌ざわりがやさしくなる。

優れた保湿力 キビソの保湿成分「セリシン」は、人の肌のタンパク質と成分的にとてもよく似ている。
そのため肌なじみが良く、優れた保湿力でお肌をスベスベに導いてくれる♪


④「Tu-ton-ton(ツートントン)」 あったかショール

「Tu-ton-ton(ツートントン)」 あったかショール

こちらはお蚕さんの繭を真綿状にほぐして手で紡いだ「本真綿」という糸(正絹)で織られた、大判のショールです。
正絹ならではの長い繊維が、ぬくもりを閉じこめて優しく保ってくれます。

『Tu-ton-ton(ツ-トントン)』というブランド名の由来は、「つうっ」と通した横糸を「とんとん」とたたいて寄せる、織物の音。

「とんとん」と二度たたくのは『二度打ち』という、特に丁寧に織る時に使われる手織り独特の技法です。
田舎暮らしの余裕が伝わる‟ものづくり”の象徴として。「あなたと私が共にとんとん拍子で事が運びますように」という想いがこめられているそうです。

「本真綿」の優しい肌ざわりと、一枚一枚違う色合い、昔ながらの丁寧な‟ものづくり”で、ひそかな人気です。

織物職人たち

美肌もご縁も島根から! お客様と「お蚕さま」を縁結び。 ~織物職人たちの想い~

「美しいお肌のためには日々のお手入れも大事ですが、内側からの健康もとても大事です。ですからお客様には、いつも笑顔で楽しく過ごしていただきたい、と考えています」

と、『キビソ肌友だち』と『Tu-ton-ton』を作っている「やさか村ワタブンアートファブリック」の代表・河野裕次さん(写真左下)は言います。

織物職人たち

「お肌が美しくなれば、自然に笑顔になれます。
うちの職人さんにも以前は肌トラブルが大変で、お取引先や取材の方が来られるとバックヤードにこもってしまう方がいました。でも『キビソ肌友だち』でお肌がキレイになったら、明るく元気に応対されるようになったんです。
そんな人を1人でも増やしたい、少しでも多くの方々に笑顔になっていただきたい、と考えて織っています」

特に最近は、コロナ禍でマスクによる肌トラブルが急増中。
そんな方々のお問い合わせも多いそうです。

「毎日気軽に使える『キビソ肌ともだち』で、お肌の美しさと笑顔を取り戻していただきたい。日々のささやかな楽しみを感じていただきたい、と考えて織り続けています」

織物職人たち

実はニセモノや類似品がたくさん出回っているという『キビソ肌友だち』。

ですがかつての雇用主であり、別会社となった今でも「やさか村ワタブンアートファブリック」の一番の応援者である京都・西陣織の老舗「渡文」の創業100年以上にわたる信頼と、確かな仕入れ先から届く本物のキビソ糸、そしてそれを丁寧に織り上げる真面目な職人さん達の技術によって、品質の違いは明らか。

そのため『キビソ肌友だち』の人気は、決して揺るぎません。

そんな正直で真面目な『キビソ肌友だち』ができるまでには、大変な苦労がありました。

キビソの生産 キビソの生産量はとても少ないため、本物を扱う卸業者や、そこと取引できる織物工場は限られている。
そのため「キビソ使用」をうたうニセモノや類似品がとても多い。

「でも使っていただければ分かることですから、そういう事に心を乱されず、ひたすら『キビソ肌友だち』を必要としてくださるお客様のために、心を込めて織っています」

と河野さんは笑う。

織物工場

西陣織の帯から、日用品の浴用タオルへ。伝統工芸の技術をいかして‟お肌の友だち”を開発!

『キビソ肌友だち』を作っている「やさか村ワタブンアートファブリック」は、もとは京都の伝統工芸・西陣織の老舗『渡文』の弥栄工場でした。

毎日コツコツ、帯を織り続けて約30年。
そんなある日、2009年に夏帯の材料として送られてきた「キビソ」と出会いました。

その優れた性質と不思議な魅力に、河野さん達はすっかり虜(とりこ)に。そして
「このキビソ糸と西陣織の技術で、島根発の新たな‟ものづくり”ができないだろうか?」
と、試行錯誤を始めました。

肌ケアできるタオル 着物業界では絹を扱う人達、特にお蚕さんの繭に触れる人達の手が、とても美しいことが知られていた。

この「シルクのスキンケア機能」に着目して、『キビソ肌友だち』を開発。
シルクの中でも保湿成分が格段に多い「キビソ」を使った、今までにない「肌ケアできるタオル」が生まれた。

そのプロジェクトの一番の応援者は、河野さん達に西陣織の技術と職人魂を伝えてくれた『渡文』でした。
とても希少な「キビソ」の仕入れルートも使わせてくれて、なんとかタオルの形に仕上がりました。

そしていよいよ商品化!
……という段になって、河野さんにはひとつの心配事が生まれました。

「それはキビソの肌ざわりが少々荒かったことです。そのため『このタオル自体で肌トラブルが起きないだろうか?』と考えて、まずは1年間、私と職人さん達と、その家族で使って見ました」

タオル

結果、
「乾燥肌や荒れた肌がスベスベになった!」
「踵のひび割れが楽になった」
といった喜びの声は数あれど、トラブルは全く起きませんでした。

そこでどんどんモニターを広げて、3年目の2011年に一般販売をスタート。

同年に起きた東日本大震災による着物の買い控えや、着物需要の激減によって『渡文』の弥栄工場は閉鎖になってしまったものの、変わらず良い関係を保っていた『渡文』の後押しと、ご近所さん達の応援もあって、工場を再開。

2013年に新会社となり、その名前に一番の応援者である『渡文』の「ワタブン」と、地域名の「やさか(弥栄)」を入れました。

ものづくりの精神 元会社の『渡文』が掲げる
「本物を結ぶ喜びを・・・。」
という‟ものづくり”の精神を、今もコツコツと実践。

その結晶が、たくさんの人達に愛され続ける『キビソ肌友だち』。

こうして苦楽を共にした職人さん達の仕事も繋がり、肌トラブルに悩むお客さん達にも喜ばれるように!

「私と3人の職人さん達の4人でずっと一緒に働いていきたい、という想いがまずありましたので、とてもありがたいことです。身を飾る帯から普段使いの日用品になりましたが、お客様に喜んでいただきたい、日々笑顔で過ごしていただきたい、という想いは変わりません」

日本一の高齢化県・島根の中でも、さらに高齢化が進む弥栄町。
そのためお肌の乾燥やかゆみに悩む人がとても多く、それが『キビソ肌友だち』のヒントになりました。

河野さんは笑う ‟1人暮らしのおじいちゃん・おばあちゃんでも簡単に使えて、普段の生活+αでスキンケアできるタオル”

「という発想が最初で、実は美容よりも、地元のおじいちゃん・おばあちゃん達への孝行が動機でした」
と河野さんは笑う。

そして口コミで広がって、ダウンタウンのテレビ番組や、タレントのピーコさんの目にとまって大評判に!
NHKの「あさイチ」でも2回紹介されて、一気に全国区の人気になりました。

さらにすっかり愛用者になったピーコさんがあちこちで薦めてくださるので、そのつど問い合わせが殺到したり、品切れになったりするそうです。

キビソ肌友だち

「そのぶん模倣品も増えてしまいましたが、西陣織の頃からお世話になっている老舗の卸さんから、確実に本物のキビソを仕入れて織っています。
きちんと丁寧に作った本物は、使っていただければ分かります。『キビソ肌友だち』を必要とされている方々にお届けするために、日々がんばって織るのみです」

昔ながらの思いやりと、人と人との絆が残る田舎から、心をこめた‟肌の友だち”をお届け。

正直で真面目な職人さん達が作りあげた、「お蚕さんの恵み」です。

『キビソ肌友だち』の「ハードL」 長い歴史に裏打ちされた西陣織の技とプライド、そして老舗の正直で真面目な‟ものづくり”を、今もコツコツと実践!
『キビソ肌友だち』の原料の「キビソ」も、元会社の『渡文』が京都で築いてきた信頼で仕入れている。

(『渡文』のロゴが入った『キビソ肌友だち』の「ハードL」)

キビソ肌友だち

- DATA
キビソ肌友だち / Tu-ton-ton
(やさか村ワタブンアートファブリック)

HPhttps://www.tu-ton-ton.com/

住所:島根県浜田市弥栄町木都賀イ514-1

電話:0855-48-2436
営業時間:9:00~16:00
定休日:土・日・祝日

※写真提供:やさか村ワタブンアートファブリック/無断転載禁止

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