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国立公園・三瓶山の麓にたたずむ「山の駅」。三瓶エリアのグルメと逸品がズラリ!【山の駅さんべ/島根県大田市三瓶町】

2023年2月4日

山の駅さんべ 島根県の中央にそびえる三瓶山(さんべさん)。

「日本二百名山」と「花の百名山」に数えられる美しい山で、広大な裾野にはキャンプ場・温泉ワイナリー縄文時代の巨大杉の埋没林など、見どころやレジャースポットがいっぱいです。

そんな三瓶山の西側の麓にあるのが、『山の駅さんべ』。

三瓶エリアの旅の入り口的な存在で、「道の駅」のようにランチやカフェを楽しめるほか、お土産屋さん・観光情報・フリー Wifi・私設図書室などを備えていて、三瓶山をより楽しめるイベントやアクティビティも行なっています。

三瓶エリアの魅力を満喫できる「山の駅」です。

営業時間:10:00~14:00 (土日祝の晴天時は~16:00)
定休日:月・木/12月~3月下旬(冬季休業)

※詳しい営業日はHP内のカレンダーでご確認ください

見どころやレジャースポットがいっぱい!

三瓶山の「西の原」を望む牧歌的な「山の駅」。三瓶エリアのランチとお土産探しはここで!

『山の駅さんべ』があるのは、国立公園・三瓶山の「西の原」。
その名の通り三瓶山の西側のふもとで、広大な草原とのんびり草を食む牛たちを望めます。

そんな牧歌的な風景のそばで楽しめるのは、三瓶エリアの豊富な食材をいかしたランチやカフェメニューと、選りすぐりのお土産。

コンセプトは「さんべ育ちの美味しいもの」で、三瓶山の美しい自然に育まれた滋味いっぱいの食材を、セレクトショップのようなセンスでアレンジしています。

国立公園に指定されている三瓶エリアには、高原米・高原野菜・三瓶放牧牛・いわみポーク・さんべサーモン・大あなご・地元で昔から育てられてきた在来種のそばなど、大自然の恵みがいっぱい!

そんな山も海もある三瓶エリアの魅力を堪能できます。

さながら「三瓶のセレクトショップ」 三瓶山に惚れ込んでUターン・Iターンしたスタッフ達による、ハイセンスなメニューやお土産がいっぱい!

雑貨屋さんのような店内は、さながら「三瓶のセレクトショップ」。
素晴らしい景色に負けない美味しさと楽しさで、リピーターが増加中。

三瓶山「西の原」の景色 目の前に広がる三瓶山「西の原」の景色が素晴らしい!
非日常のムードたっぷりのすがすがしさは、ここを訪れた人だけのご褒美。

世界でも数少ない人が暮らし・耕し・共に生きている国立公園で、解放感たっぷりの休日をどうぞ。

三瓶エリアの美味しい食材

三瓶エリアの美味しい食材を、身体と自然にやさしいメニューで味わう。

『山の駅さんべ』では、三瓶エリアの恵みをふんだんに使ったオリジナルメニューを楽しめます。
「田舎だから郷土料理」というセオリーにとらわれず、豊富な食材をタウンのカフェのようなセンスでアレンジしています。

「さんべ育ちの美味しいもの」による、身体と自然にやさしいメニュー。
中でも人気が高いのは、以下の品々です。

①三瓶放牧牛や石見ポークのメニュー

三瓶放牧牛や石見ポークのメニュー

三瓶山の西の原でのんびり草を食む牛たちは、三瓶エリアのシンボル的な存在!
そんなストレスのない環境でのびのび育った「三瓶放牧牛」や、同じく石見エリアのブランド肉「石見ポーク」をを、和洋エスニックなどのの多国籍なランチメニューにしています。

・島根和牛の牛スジカレー
・さんべ放牧牛丼
・さんべ放牧牛ローストビーフ丼(数量限定)

「石見ポーク」のルーロー飯(台湾風かけご飯)やビビンバ丼も人気です。

②さんべの地アイス

さんべの地アイス

三瓶エリアのこだわり食材だけで作った地産地消のアイスクリーム。
牛乳は地元・三瓶の牧場で大切に育てられた牛の生乳100%で、本来の味やコクを損なわない低温殺菌です。

さらにイチゴや高原茶・藻塩・甘糀(あまこうじ)などのフレーバーも地元産!

さんべの地アイス

「イチゴ」は三瓶山がある大田市産100%で、香料などは一切不使用。
「高原茶」は、古くから「三瓶高原茶」として親しまれている「カワラケツメイ」をブレンド。
「藻塩」は、日本海の海水を焚き上げて海藻(アラメ)をブレンドした藻塩を使っています。
さらに「甘糀」は三瓶山のコシヒカリで仕込むなど、地域色とオリジナリティがいっぱい!

ほかにもソフトクリームやコーヒーフロートなどのメニューがあります。

③さんべのトースト

さんべのトースト

石見銀山にあるドイツパンの大人気店・「ベッカライコンディトライヒダカ」にオーダーしたオリジナル食パンのトースト。
三瓶産の米粉(ファーム浮布)や牛乳で、しっとりなめらかに焼き上げています。

それを厚めにカットして、注文が入ってから焼き上げるので、外はパリッ、中はもっちりの風味豊かな味わい。
バター・はちみつ・チーズ・ハニーシナモンなどのフレーバーが選べて、「さんべの地アイス」のトッピングもできます。

リピーター多数の人気メニューです。

お食事メニュー お食事メニューは定番メニューを中心に3~4種類。
テイクアウトOKのメニューもあり、目の前の西の原や三瓶山の山頂、ご自宅などでも楽しめる!

※テイクアウト不可のメニューもあり
※団体でのランチご予約などは事前にご相談下さい。

クリスマスディナー用の「クリスマスパック」 季節ごとの限定メニューや、不定期開催のイベントもなどもあり。
お出かけ前に、ぜひ『山の駅さんべ』のInstagramFacebook をチェックしてみて!

Twitter でもスタッフによる三瓶エリアの楽しみ方などを発信中。

(写真:クリスマスディナー用の「クリスマスパック」)

オリジナル開発のお土産

オリジナル開発のお土産にも注目! 三瓶エリアのヘルシーな食材がいっぱい。 ~ ショップ ~

『山の駅さんべ』のショップには、やはり三瓶エリアの恵みをいかしたオリジナル商品がいっぱい!

山だけでなく海もある三瓶エリアには、実は新鮮なシーフードが豊富。
それらの海産物や、三瓶山の大自然の中で手作りされたお米や豆・野菜などで新たな名物を生み出しています。

※オンラインショップあり

①さんべサーモンのスモーク

さんべサーモンのスモーク

三瓶山の湧き水で育ったサーモントラウト(ニジマス)を、日本海の海水から焚き上げた大田市鳥井町百済浦(くだらうら)の藻塩だけでシンプルに味付けした、贅沢なスモークサーモン。

藻塩以外は無添加だから、とってもヘルシーで美味!
『山の駅さんべ』のふるさと納税返礼品の中で、1番人気の逸品です。

②キャンプパエリア(パエリアベース)

キャンプパエリア(パエリアベース)

パエリア

お米1合と水を足して火にかけるだけの、とってもお手軽なパエリアベース。
アウトドアなどで気軽に本格的なパエリアを楽しめます。種類は

・バイ貝のトマトパエリア
・山陰白イカと実山椒のパエリア

の2種類で、どちらもメインの素材は三瓶山がある大田市産。
バイ貝はアワビにも負けない旨みたっぷりの白身の貝で、白イカは肉厚でプリプリした食感が好評の大田市名物です。

ほかにも実山椒・にんにく・玉ねぎ・にんじん・藻塩などの原材料が大田市産!
パッケージデザインは地元デザイナーの大畑蘭さんで、三瓶のご当地キャラクター「三瓶原人3」とのコラボです。

③さんべの熟成味噌シリーズ

さんべの熟成味噌シリーズ

三瓶エリアの原料をオリジナルレシピで仕込んだ熟成味噌。

・さんべの熟成コチュジャン
・さんべの熟成ねぎみそ ~昔なつかし味~
・さんべの熟成ねぎみそ ~洋風ピリカラ味~

の3種あって、お味噌汁やご飯・おにぎりのお供のほか、チーズと一緒にトーストに乗せたり、いろんな料理の隠し味などに使えます。

「ねぎみそ」は2023年3月に閉校になる地元の池田小学校の子どもたちと、総合学習の授業でレシピのコンテストを行なって、そこで選ばれたものを商品化。

三瓶山の人気アクティビティ「天空の朝ごはん」でも、パンのディップとして使われています。

④グルテンフリー さんべの米粉カヌレ

グルテンフリー さんべの米粉カヌレ

「プレーン」と「ショコラ」の2種類で、グルテンフリーだから小麦粉アレルギーの人でも安心!
原料にもこだわりぬいています。

・三瓶山の湧き水で育てたコシヒカリ100%の米粉(ファーム浮布)
・三瓶山の雄大な自然で育った乳牛の三瓶高原牛乳
・島根県美郷町の田中ファームの平飼いたまご
・国産バター
・国産てんさい糖

「ヘルシー志向のお菓子は食材を重視しすぎて味がイマイチ……」というクチコミも目にしますが、こちらは味も大好評!
「小麦粉を使わずにここまで美味しいカヌレができるなんて!」
と驚かれるそうです。

「さんべの地アイス」や「さんべの米粉カヌレ」は、東京の「kitchenBASE」というサービスでも提供中。
現在、東京の一部エリアのUberEATSで注文できるので、該当エリアの方はUberEATSで「山の駅さんべ」を検索してみてください。

カトラリーセット 島根県産のヤマサクラの木で作られたカトラリーセット。

大田市内の事業者とのコラボで、カトラリーは木工家具などを手掛ける鳥ヶ丘製作所 、ケースは市内で洋服店と縫製工場を営むステッチクラフト が製作。

スプーン・フォーク・キャンバス地のカトラリーケースの3点セットで、SDGsやごみ減量の視点からか、ちょっとお高め(7,800円)にも関わらず注文が増えているそう。

カトラリーケースはペンケースやメイクポーチとしても使えて、三瓶山の環境保全やサステナブル(持続可能な社会づくり)も意識。
これら『山の駅さんべ』のオリジナル商品は、オンラインショップでも販売中!

三瓶エリア

三瓶山を舞台にしたイベントや体験プログラムにも注目! 三瓶エリアをより楽める企画が続々。

『山の駅さんべ』は、三瓶エリアの旅の入り口的な存在です。
「道の駅」のように食事やカフェ・お土産屋さん・観光情報・休憩スペース・フリー Wifi などを備えながら、三瓶山をより楽しめるように、イベントやアクティビティの主催も行なっています。

さらに国立公園・三瓶山の素晴らしい自然を守りながら、過疎化が進む大田市に新たな産業を創出するための取り組みも開始。
三瓶エリアにはびこる外来種「セイタカアワダチソウ」をアロマオイルに加工するプロジェクト「SANBE Botanicalsシリーズ」が誕生しました。

そしてコロナ禍によって自然体験に人気が集まる中で、体験プログラムの企画運営も開始。

湧き水で育つわさびを収穫し、三瓶のグルメと一緒に食べる収穫体験や、身近な野草を刈り取って蒸留する和精油作りなど、三瓶の自然の新たな楽しみ方を提案しています。

和精油作りの体験プログラム 和精油作りの体験プログラム 」は2名から参加OK。

クロモジ、クスノキなどの爽やかな香りの香木や、季節の野草を使ってアロマオイル作りを体験できる!
(セイタカアワダチソウのシーズンは秋)

※野草の刈り取り・摘み取り~蒸留まで体験(約3時間)
※身体に優しい特製ドリンク・グルテンフリーのおやつ・三瓶温泉の入浴券付き

嫌われ者の外来種「セイタカアワダチソウ」は、実は海外では薬草として親しまれています。
精油=アロマオイルは抗炎症作用や皮膚の収れん作用などで珍重されています。

そんな「セイタカアワダチソウ」を新たな資源と考えて、アロマ商品「SANBE Botanicalsシリーズ」を企画。
地域の環境保護団体などと連携して、国立公園の三瓶山では駆除対象になっている「嫌われ者を価値に変える」という逆転の発想が注目を集めました。

「セイタカアワダチソウ」を活用して、アロマオイルにする事業に関わる人々の想い。
良く見ればキレイで可愛い、貴重な資源にもなる野草の魅力と価値を再発見!

この「SANBE Botanicalsシリーズ」の商品開発に先立って、PRイベントも開催。

『山の駅さんべ』がある三瓶山の「西の原」に、日本に一台しかない蒸留器搭載のトラック「モバイルアロマラボ」が登場!
約80kgのセイタカアワダチソウの花をその場で蒸留し、見事300mlほどのセイタカアワダチソウの精油が完成しました。

セイタカアワダチソウの精油

セイタカアワダチソウを活用した「SANBE Botanicals(セイタカアワダチソウ)シリーズ」のラインナップは、以下の3点です。

・セイタカアワダチソウの精油
・ファブリックウォーター
・百済浦の藻塩バスソルト

『山の駅さんべ』のオンラインショップで販売しているほか、島根県大田市のふるさと納税の返礼品にもなっています。
日本ではほとんど流通していない、希少な「セイタカアワダチソウ」のオイルを使った数量限定商品。
アロマ好きさんは是非チェックしてみてください!

SANBE Botanicals

『山の駅さんべ』では、ほかにも三瓶エリアの食・伝統・文化などを楽しみながら次世代に繋げていく試みを進めています。

ただの観光スポットにとどまらず、三瓶山の魅力を伝えながら、その自然環境を守る拠点にもなりつつある『山の駅さんべ』。
これらの取り組みやイベントにも、ぜひ参加してみてください。

和精油作りの体験プログラム 『山の駅さんべ』のまわりには、大人の休日にピッタリのレジャースポットがいっぱい!

ワインの試飲やワイン工場の見学などが楽しめる「石見ワイナリー」。
16種類もの露天風呂(日帰り入浴OK!)が自慢の天然かけ流し温泉の宿「国民宿舎さんべ荘」。
4000年前の巨大杉の森を発掘した「さんべ縄文の森ミュージアム」。
気軽に三瓶山登山が楽しめる「三瓶観光リフト」。

ほかにもオートキャンプ場やレンタサイクルなど、アクティブな遊びが盛りだくさん!

牧歌的な風景の中をただお散歩したり、サイクリングするのも楽しい♪

三瓶山

- DATA
山の駅さんべ

HPhttps://yamanoekisanbe.net/
オンラインショップhttps://shop.yamanoekisanbe.net/
Instagramhttps://www.instagram.com/yamanoekisanbe/
Facebook:https://ja-jp.facebook.com/nishinohara.rh/
Twitter:https://twitter.com/nishinohara_rh

住所:島根県大田市三瓶町池田3294

電話:0854-83-2053
営業時間:10:00~14:00 (土日祝の晴天時は~16:00)
定休日:月・木/12月~3月下旬(冬季休業)
※詳しい営業日はHP内のカレンダーでご確認ください

取材協力・写真提供:山の駅さんべ/無断転載禁止
ライター:風間梢(プロフィールはこちら

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